嘘も本当も本音で話したい

好き嫌いを喋るなら、建前なんてすっ飛ばして本音で話したいですよね。

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37.5℃の涙。朝比奈さんと小春ちゃんの仲違いの原因が切ない。

   

37.5℃の涙。

相変わらず楽しみに見ています。毎週泣かされます。

主人公杉崎桃子(蓮佛美沙子)の成長物語も良いんですが、個人的には朝比奈さん(成宮寛貴)の方が気になり感情移入をしてしまいます。

朝比奈さんと小春ちゃんの関係

もともと朝比奈さん家は、朝比奈さんと奥さん(小雪さん)と小春ちゃんの3人家族でした。

その後小雪さんが亡くなり、小春ちゃんと朝比奈さんの二人暮らしになった訳ですが、小春ちゃんが朝比奈さんのことを異常な程敵対視しています。

お父さんである朝比奈さんのことを「あの人」と呼び、お父さんが頑張って作ってくれたお弁当を手つかずで残したりと散々です。

これまでは「3年前の出来事」が原因になっている、というところまで明かされていましたが、5話でようやく3年前の出来事が分かりました。

朝比奈さんと小春ちゃんが交わしたある約束

3年前の出来事というのは、小春ちゃんと朝比奈さんが交わした実現することのない約束のことでした。

もともと奥さんの小雪さんは末期ガンで病院に入院し、治る見込みがありませんでした。でも小雪さんは娘の小春ちゃんの前では常に笑顔で接していました。

で、小春ちゃんがお父さんである朝比奈さんに「ママはいつお家に帰ってくるの?」と質問します。

そこで朝比奈さんは小春ちゃんのことを思い「もうすぐだよ。元気になって帰ってくるよ。」と答えてしまいます。

さらに、小春ちゃんが「約束だよ。」と言い、指切りげんまんをしてしまいます。

結果的に小雪さんは亡くなり、小春ちゃんはお母さんの最後を看取ることができませんでした。

大好きなお母さんの最後を看取れなかった悲しみと、約束をしたのに約束が実現しなかったことが原因でお父さんである朝比奈さんのことを敵対視するようになってしまいました。

あの状況で本当のことを言えるか

本当に自分でもものすごく考えさせられました。

もし自分が朝比奈さんの立場だったら本当のことを言えたかと思うと、難しくてたまらないです。

娘が中高生くらいでそれなりの年齢であれば、現実を伝えることもできたと思います。現実を伝えた上で、残された時間を大事にしよう、という風に話を持っていくだろうと思います。

ただ当時の小春ちゃんはまだ6,7歳です。自分が朝比奈さんなら、6,7歳の娘に本当のことは言えないです。

結果的に娘を悲しませることになる訳ですが、朝比奈さんも悪くないし誰も悪くないと思います。

小雪さんから小春ちゃんへのビデオレター

ドラマの5話では桃子の粗相など色々あり、小雪さんが10歳になった小春ちゃんに宛てたビデオレターを見ることになります。

このビデオレターがまた衝撃で小雪さんが小春ちゃんに「もう私のことは忘れてください。」と言います。

これも小雪さんなりの思いやりで、残された小春ちゃんと朝比奈さんが仲良く暮らしていくには自分の存在をなるべくなくした方が良いということでの発言でした。

それでも9,10歳の小春ちゃんにとってはショックが大きく、朝比奈さんを思い切り睨み付け家から出て行ってしまいます。

朝比奈さんも心が折れそうになりますが、桃子のチョップと気を取りなおり小春ちゃんを探しに行きます。

最終的に「ママを忘れる必要はないよ。二人でずっとママを覚えていよう。」という流れになりました。

ドラマ37.5℃の涙は演技面で安心して見られる。

37.5℃の涙はドラマとして丁寧に作られていて安心して見られます。

特に役者さんの演技が良いです。

小春ちゃんの演技は大人びた演技でヤバいです。芦田愛菜プロの再来です。

子役でこのクオリティだと変にバラエティとかに引っ張られそうですが、芦田愛菜プロの二の舞にならないよう、バラエティにはなるべく出ず演技の道で生きて欲しいです。

また主演の蓮佛美沙子の演技も良いしトリンドル玲奈のアホっぽさも良いです。役に合っています。

成宮寛貴も若い頃とは違い良い人オーラ全開の役柄を上手く演じています。

脇を固める水野美紀や浅野温子、藤木直人あたりも見ていて違和感がありません。

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