嘘も本当も本音で話したい

好き嫌いを喋るなら、建前なんてすっ飛ばして本音で話したいですよね。

*

M-1グランプリ2019 全ネタ採点結果と審査員の点数について

   

今年も年に一回、年末の恒例行事である漫才の頂上決戦、M-1グランプリ2019が放送されました。

例年、決勝戦はキャリアのあるコンビに混じってフレッシュなコンビが1組か2組いましたが、今年は7組が初の決勝戦というかなりフレッシュな大会となりました。始まる前はどうなる事かと思いましたが、録画していた敗者復活戦を見た限り、この決勝戦の面子で正解だったんじゃないかと思えました。

去年の反省が活かされた大会

去年のM-1グランプリは場の空気が尋常でない程重く、芸人さんにとって非常にタフな大会でした。去年の反省もあったのか、今年は出だしから審査員がなんとか空気を作ろう作ろうとしていたのが印象的でした。その甲斐もあって、今年のM-1は非常に空気の良い大会になったと思います。

特に印象的だったのは、ナイツ塙さんが言っていた5040組の中の10組だから自分が一番面白いという自信を持ってやって欲しい、というようなコメントです。あとは毎回出だしで一笑い取る上沼さんが、去年のスーパーマラドーナ武智ととろサーモン久保田の件で色々あった「更年期障害」というコメントを笑いに昇華していて、ちょっと感動しました。

笑神籤について

今年もやはりネタ順は笑神籤で決めることになりましたが、笑神籤って何か既得権益と繋がってるのでしょうか。

このシステムは誰が得をしているのかよくわからないし、そもそも存在価値はあるのでしょうか。よくわからない、というのは個人的な意見ですが、果たしてどうなんでしょうか。

ちなみに今年はラグビー日本代表が笑神籤を引いていました。最後に福岡選手が「どのチームが優勝しても」と言っていたのが、ラグビー日本代表選手らしくて微笑ましかったです。

各コンビのネタと審査員の得点について

ここからは例年通り、各コンビごとのネタと審査員の得点をまとめていきます。

ニューヨーク 漫才ジョーカー

結成9年目でM-1グランプリの決勝戦は初出場となるコンビ。毒と皮肉が憎めないという触れ込みでしたが、イマイチ跳ねないまま終わってしまいました。

毎年トップバッターは苦戦することでお馴染みのM-1グランプリですが、それとこれとは別だなぁという印象で、こじんまりとしたネタでした。

ネタの中で印象に残ったのは
「ラーブーソング」の言い方、なんやその言い方、マイフレーンドフォーエバー、よう言えるなそんなこと、パチンコも100万回負けた、マッチングアプリが一番出逢える、のあたりです。

採点は
巨人87 塙91 志らく90 富澤88 礼二88 松本82 上沼90、合計616点で結果は10位でした。

審査員のコメントでは、巨人師匠のコメント「歌の中で笑いをたくさん入れるの難しい」というのが特に印象的でした。まさにそういう感じで、トップバッター云々は抜きにして少し厳しい結果となってしまいました。

ちなみにダウンタウン松本さんが「笑いながら突っ込むの好きじゃない」と言っていましたが、まぁそれはそれ、という感じでした。そのコメントの後のやり取りで、今田耕司が上手く切り盛りしていて、さすがは今田耕司だなぁという感じでした。

かまいたち 憑依する漫才

二番手は結成15年目のかまいたち。かまいたちは3年連続の決勝戦進出でした。

個人的に去年までのかまいたちはお笑い職人というイメージで、賞レースでは活躍するけど影が薄いというか、言ってしまえば地味な存在でした。

あとはこれは個人的な意見ですが、山内さんの「俺の方が面白いのになんでほかの芸人の方が売れてるんだ」みたいな強烈過ぎる自負みたいなものがちょっと前に出過ぎてる印象がありました。ただ今年一年バラエティ番組でもしっかり笑いを取りまくり、自信と良い意味での自尊心を持ってこの舞台に上がれたような印象を受けました。

ネタの中で印象に残ったのは
お前が言い間違えたんやな、どう乗り切る気ちょっと泳がしてみます、俺が間違ってたとしたら俺何で今こんな堂々としてる?、サランヘヨ、韓国語で愛してるやそれ、もし俺が謝って来られて来てたとしたら絶対に認められてたと思うか、のあたりです。特に「もし俺が謝って来られて来てたとしたら絶対に認められてたと思うか」のところは本当に気持ち悪いくらい意味が分からなくて笑ってしまいました。 

得点は
巨人93 塙95 志らく95 富澤93 礼二94 松本95 上沼95 
合計660点で結果は2位でした。

審査員のコメントでは
松本さんが「圧巻でしたね、涙出る位笑ってしまいましたね」というコメントが印象的でした。上沼さんも「すごく腕上げたね、今までハッキリ言って目立たなかった」と言っていて、まさに自分もそういう印象を受けました。職人というイメージから本当に一皮むけて、本当にステージがひとつ上がった印象を持ちました。

敗者復活 和牛

三番手は敗者復活組の和牛。結成13年目ですがすでにベテランの風格を漂わしているコンビです。

ネタは敗者復活でやっていたネタそのままの、引っ越しの内検の奴でした。去年まで毎年書いていますが、和牛のことは個人的に全く好きではありません。なぜかと言えば、ネタの発想がどうもモラハラサイコパス野郎感が出ているところに好感が持てないからです。

ちなみに今年のネタは別にモラハラサイコパス野郎感は出ていなかったですが、和牛のネタは全体的に発想に非凡なものがなく、今日のネタも普通のネタを話芸で漫才にしているような印象を受けました。

ネタの中で印象に残ったのは
電気通ったら人住みよるからね、のあたりです。
採点は、巨人92 塙96 志らく96 富澤91 礼二93 松本92 上沼92で、合計652点。結果は4位でした。

審査員のコメントで印象的だったのは、巨人師匠の「ツッコミのフレーズが少なかった」というコメントです。まさにそういう感じだなと思いました。

すゑひろがりず 令和の伝統芸能

四組目は結成8年目のすゑひろがりず。決勝進出は初めてのコンビです。
伝統芸能っぽい振る舞いで漫才をするというスタイルで、素のルックスは普通ですが、おめでたい感じが好印象でした。

ネタの中で印象的だったのは
あの言い方で合コンというところ、豪華なる金色堂の略、それ中尊寺、おぬしはたぞ?、令和の世は一気は禁物となっておる、お戯れじゃ、ハッピーターンを寿返しと言ったりお菓子を昔風にいうところ、関白だーれぞ、それがしが関白じゃ、3番を引きし者越前の国70万石を授けよう、のあたりです。

採点は、巨人92 塙91 志らく92 富澤90 礼二91 松本89 上沼92で637点。結果は8位でした。 

審査員のコメントで印象的だったのは、上沼さんの「ついてきたお客さんも素晴らしいと思います」というところです。そのコメントの直後に「ほめてつかわす」と言っていたのも上手かったです。

ちなみに、すゑひろがりずというコンビ名で8位だったのは末広がりで縁起が良いし、これから正月番組にジャンジャン呼ばれるだろうし、そこで8位をネタにしてそうだな、と思いました。

からし蓮根 火の国ストロング

結成6年目で熊本県出身のコンビで初の決勝戦です。

個人的にはちょっと弱いかなという印象でしたが、ツッコミのフレーズで笑いを生んでいくタイプで、これからのコンビだなと思いました。どうしてもツッコミのフレーズで笑いを取るコンビはツッコミのフレーズを言った時の客の反応を気にしてしまうと弱さが出るので、今日のからし蓮根はまさにそういう感じが前面に出ていたように思えました。

ネタの中で印象に残ったのは
未来車(ぐるま)やと思われるぞ、6時30分のハンドル、クーラー強くしすぎて大型犬顔舐められモード、やむを得ない運転、最後轢くところ、のあたりです。

採点は、巨人93 塙90 志らく89 富澤90 礼二93 松本90 上沼94で、639点。結果は6位でした。

審査員のコメントで印象的だったのはやはり上沼さんの「からし蓮根には初々しさを感じた」というコメントでした。そこで上沼さんが和牛を大きくディスっていたのは、わかる人にはわかるだろうし、でも全員がわかる訳ではないし、色々と断絶を生む可能性のあるコメントではあったけど、個人的にはわかるなぁ同感だなぁと思いました。

見取り図 真逆の個性

6番手は結成12年の見取り図。2年連続の決勝戦進出です。

去年はトップバッターで、あの超重苦しい空気の中、恐る恐るネタをやってて、一番最初の「ダーリンって呼ぶのラムちゃんかすだゆりこさんだけやから」のところで会場がシーンとしてしまって、その後はこわごわと漫才をやってしまい、かなりかわいそうでした。

ちなみに今年は、大阪の劇場番長と言われるだけあって、舞台でしっかり笑いを取ってきた自信がネタに表れていて、本当に去年とは見違えるように面白かったです。

ネタの中で印象的だったのは
ベイビーフェイスの和訳一緒かなほんまに、靴紐結べる、リボ払いしてる、人ほめるときリボ払い出て来る?、柔道で近畿大会2位、軟式テニス部や、なでしこジャパンでボランチやってなかった?、エグザイルで41軍、煽り運転の申し子みたいな顔、背中を両手でボコンとやってる時に「ベジータかなんかですか」というところ、ふとっちょキリスト、人をラジオネームみたいに言いやがって、のあたりです。 

審査員の採点は、巨人94 塙92 志らく94 富澤91 礼二93 松本91 上沼94で合計649点。結果は5位でした。 

ネタとは関係ないところでしたが「俺堀江選手ちゃうで」というところも面白かったです。

去年はあのスーパー重苦しい謎の空気の犠牲者になったコンビでしたが、今年は本当に面白くて、個人的には去年との比較もあって、今大会優勝したミルクボーイの次に印象に残ったコンビでした。

ミルクボーイ ナニワスパイラル

7番手は結成12年目のミルクボーイ。

浪花の笑いを突き詰めてきた、というだけあって、舞台映えがものすごいしそうで、とにかく今日はハマりにハマっていました。これで今年テレビで漫才するのはじめてって本当?と思ったし、あまりに凄すぎて感動してしまいました。こんなコンビがテレビに出ていないなんて、現場ってどれだけの宝の山が埋まってるんだ、と恐ろしささえ感じました。

ネタの中で印象的だったのは
今ベルマークを頂きましたけども、コーンフレークはまだ寿命に余裕があるから食べられる、栄養バランスの五角形でかい、晩飯でコーンフレーク出てきたらちゃぶ台ひっくり返す、朝寝ぼけてるから食べられる、コーンフレークとミロとフルーチェは憧れた、精進料理にカタカナは出んよ、煩悩の塊、回るテーブルに乗せてたら飛び散るよ、コーンフレークは生産者の顔が浮かばへん、のあたりです。

とにかく全体的にすごい乗っていました。

採点は、巨人97 塙99 志らく97 富澤97 礼二96 松本97 上沼98で合計681点。圧倒的な1位でした。ちなみにM-1史上最高得点だったそうです。

審査員コメントで印象的だったのは塙さんの「こういう形のネタも考えたことある。でもこんな面白くできないと思った」というコメントです。

誰がやっても面白いであろう発想のネタを誰よりも面白くやり切る、というまさに漫才の頂点と言える程すごかったです。ちなみにネタのところどころで審査員の顔を抜くのはあまり好きではないですが、今日のミルクボーイのネタは、あそこまで審査員が笑ってるなら抜くのもしょうがないなぁと思える程、本当に凄かったです。 

オズワルド 新・東京スタイル

8組目は5年目のオズワルド。決勝進出は初めてのコンビです。

正直ミルクボーイの後というのが本当にかわいそうになってしまいました。あまりにもスタイルが違いすぎるし、静かなところから徐々に上がっていくタイプなので、はじめの静かなところが悪い意味で目立ってしまっていました。

ネタの中で印象的だったのは、
移動中はみこしに乗ってもらおうと思ってる、立てるのはいいけど祀るのはNG、 俺が角刈りだったら、板前ってべつにこっから上で判断してるわけじゃないから、 猿が見つけた松茸とアメリカで食べる茶わん蒸しどっち、どっちが板前?、寿司握ったあとにボール握ったら衛生的に問題、それはボール喰うやつの意見だな、のあたりです。
 
採点は、巨人91 塙89 志らく89 富澤91 礼二94 松本90 上沼94で合計638点。結果は7位でした。

審査員のコメントでは、礼二さんの「ミルクボーイの後でよくやった。しっとりしたのはハマらんこと多いけど、後半に行くにつれ盛り上がったのは良かった」というコメントです。まさにそういう感じでした。ハマらないとだいぶ大変なことになりがちですが、上手くやり切るところは実力があるということなんだと思います。

インディアンス ノンストップ

9番手は結成9年目のインディアンス。決勝進出は初めてのコンビです。

年間400本舞台に立って来たという事で、ハマれば爆発力があるのはわかりますが、ちょっと今日は不発に終わってしまいました。

ボケの手数は多かったけど、全体的に少し無理があるというか、脈略のないぼけが多かった印象です。単発単発の繰り返しで、あまりネタ全体を通しての繋がりや広がりは感じられませんでした。

ネタの中で印象的だったのは
東急ハンズの看板どっち行ったらいんですか、畑のなすびはなったかな、のあたりです。

採点は、巨人92 塙89 志らく87 富澤90 礼二92 松本88 上沼94で632点。結果は9位でした。

審査員のコメントでは、礼二さんの「素の部分の面白さが見えなかった、テンション上げてボケてるというだけなのが寂しかった」というコメントです。
確かに素の部分の面白さや人としての面白さは分かりますが、今日のネタではそれは伝わりませんでした。 

ぺこぱ ツッコミ方改革

10組目は結成11年で初の決勝戦進出となったぺこぱ。

今年オスカープロモーションのお笑い部門が廃止となり、フリーランスを経てサンミュージック所属となった苦労人コンビです。
昔は着物でローラースケートを履いたり、結構試行錯誤をし続けて、今の芸風に行きついたというあたりも、苦労人感が出ていて、個人的には好感を持つコンビです。

ネタの中では
時を戻そう、二回もぶつかるってことは俺が車道側に立っていたのかもしれない、 知識は水だ。独占してはいけない。、左折3回繰り返して右折するところ、キャラ芸人になるしかなかったんだ、うるさいなと言われ「お前よりはうるさい」というところ、急に正面が変わったのか、のあたりです。

採点は、巨人93 塙94 志らく91 富澤94 礼二92 松本94 上沼96で、合計654点。結果は滑り込みの3位でした。

審査員コメントでは、松本さんの「ノリツッコまないボケというかね。新しいところついてきたね。」というコメントです。まったく否定がないという今の時代のコンプラ的に優しいお笑いでした。

ファーストラウンドの順位

決勝戦ファーストステージの結果は
1位 ミルクボーイ 681点
2位 かまいたち 660点
3位 ぺこぱ 654点
4位 敗者復活(和牛) 652点
5位 見取り図 649点
6位 からし蓮根 639点
7位 オズワルド 638点
8位 すゑひろがりず 637点
9位 インディアンス 632点
10位 ニューヨーク 616点
でした。

ミルクボーイが圧倒的な点数で、2位のかまいたちも頭ひとつ抜けていて、3位ぺこぱ~5位の見取り図まではわずか5点差でした。

最終決戦

最終決戦のネタ順は、ファースト1位のミルクボーイが3番目を選び、ファースト2位のかまいたちが2番目を選び、ファースト3位のぺこぱが1番目となりました。

トップバッター ぺこぱ

最終決戦の一組目はぺこぱ。

ファーストラウンドではトリで最終決戦は一組目だったので、ちょっとかわいそうだなとは思いましたが、ファーストラウンドで3位だったのでしょうがありません。

ネタの中で印象的だったのは
パラパラ踊って「身体が覚えとる」、間違いを間違いと認められる人になろう、間違いは故郷だ、誰にでもある、漫画みたいなボケしてんじゃねーよってその漫画って何ですか、ゴリラが乗ってきたら車両ごと譲ろう、ボケの畳みかけ中ですけどどうですか、聞かなくていいけど実際のところどうですか、のあたりです。 

今日2回目のネタなので自己紹介のところが一回目のネタと同じくらい長いと困るな、と心配していましたが、ちゃんと自己紹介が短くなっててよかったです。心配不要でした。

二組目 かまいたち

二組目はかまいたち。

一本目のネタと二本目のネタが全く被っていなくて、ネタの幅広さでは最終決戦の3組の中で一番でした。

ネタの中で印象的だったのは
となりのトトロ一回も見たことない、何回も繰り返されてる再放送の網を潜り抜けて、俺のトトロ見た事ないは今からじゃどうにもならへん、だって見ちゃってるもん、追いついてみて、手品について「お前の自慢は道具に頼ってんねん」、出身島根やのにすごい関西弁になってる、どこで息吸ってんねん、トトロ見た事ない人は?と観客に聞くと6人いたところ、蛍の墓も見た事ない、のあたりです。

ファーストステージでも思いましたが、本当にこの一年でかまいたちは大きくステージを上げた感があります。山内さんの心の中に大きな変化があって売れてる芸人への妬みひがみみたいなものが綺麗に落ちて、憑き物が取れた印象があります。

三組目 ミルクボーイ

三組目はミルクボーイ。
ネタの構造は一本目と同じでした。というかミルクボーイのネタはこの構造になっているものが多いです。

ネタの中で印象的だったのは
ねるねるねるねの二の粉を頂きました、うちのオカンがね、と言ったところで「わからへんのがあるんでしょ」、最中あんなに甘いのに子どもにまったく人気ない、 最中は一口食べたらすぐ止まるのよ、最中の大食い記録2やからね、最中の模様怖すぎる、最中と山根会長は見た目こわすぎ、だーれも今最中の口なってない、のあたりです。

二本目はマンネリ化して厳しいかなとも思いましたが、同じ型を究極に研ぎ澄ませていて、二本目もしっかり、とても面白かったです。

最終決戦の結果

最終決戦の結果は
巨人さん:ミルクボーイ
塙さん;ミルクボーイ 
志らくさん:ミルクボーイ 
富澤さん:ミルクボーイ 
礼二さん:ミルクボーイ 
松本さん:かまいたち 
上沼さん:ミルクボーイ

というわけで2019年は、ミルクボーイがM-1王者になりました。

今年のM-1王者のミルクボーイはかなり大多数の人が納得する結果になったのではないでしょうか。M-1史上最高得点でファーストラウンドを勝ち抜き、最終決戦も6人の審査員から票を集めるなど、圧倒的な王者でした。

審査員ごとの得点の傾向

ここからは各審査員の得点つけの傾向を見ていきます。

オール阪神巨人の巨人師匠

97 ミルクボーイ 1位
94 見取り図 5位
93 かまいたち 2位
93 ぺこぱ 3位
93 からし蓮根 6位
92 和牛 4位
92 すゑひろがりず 8位
92 インディアンス 9位
91 オズワルド 7位
87 ニューヨーク 10位

例年巨人師匠の得点順位と自分の好みは合わないことも多いですが、今回はかなり自分の好みと合致する部分が多かったです。高得点つけられがちな和牛も今回は92点と控えめな点数だったのも印象的でした。

ナイツ塙さん

99 ミルクボーイ 1位
96 和牛 4位
95 かまいたち 2位
94 ぺこぱ 3位
92 見取り図 5位
91 すゑひろがりず 8位
91 ニューヨーク 10位
90 からし蓮根 6位
89 オズワルド 7位
89 インディアンス 9位
ナイツの塙さんも順当な点数付けでした。というか今回は上位5組と6組目以降の差が大きく、全体的にどの審査員も上位5組を高く評価する結果でした。

立川志らく

97 ミルクボーイ 1位
96 和牛 4位
95 かまいたち 2位
94 見取り図 5位
92 すゑひろがりず 8位
91 ぺこぱ 3位
90 ニューヨーク 10位
89 からし蓮根 6位
89 オズワルド 7位
87 インディアンス 9位

去年かなり印象が悪かった志らくさん。今年は去年と違って、変に大ごとな感じを出したり、変に違いを生み出そうとしたりしなかったので、そこまで悪い印象は持ちませんでした。

サンドウィッチマン冨澤さん

97 ミルクボーイ 1位
94 ぺこぱ 3位
93 かまいたち 2位
91 和牛 4位
91 見取り図 5位
91 オズワルド 7位
90 からし蓮根 6位
90 すゑひろがりず 8位 
90 インディアンス 9位
88 ニューヨーク 10位

去年は最高得点が92点で最低得点が86点で、ほとんど点に幅を持たせなかった富澤さんですが、今大会は順当に得点に幅を持たせてくれました。

点数付けも実際の順位にかなり近い点数になっていて、審査員コメントも去年より全然良かったです。去年はM-1審査員の直前まで広島で営業をやっていて大変だったようなので、去年よりは今年の方がコンディションが良かったのかなと思います。

中川家礼二さん

96 ミルクボーイ 1位
94 かまいたち 2位
94 オズワルド 7位
93 和牛 4位 
93 見取り図 5位
93 からし蓮根 6位
92 ぺこぱ 3位
92 インディアンス 9位
91 すゑひろがりず 8位
88 ニューヨーク 10位

しゃべくり漫才が好きなイメージの礼二さんが、静かなところからスタートするオズワルドを高く評価していたところが印象的です。逆にぺこぱは92点でそこまで高い点数ではありませんでした。

ダウンタウン松本さん

97 ミルクボーイ 1位
95 かまいたち 2位
94 ぺこぱ 3位
92 和牛 4位
91 見取り図 5位
90 からし蓮根 6位
90 オズワルド 7位
89 すゑひろがりず 8位
88 インディアンス 9位
82 ニューヨーク 10位

松本さんの点数付けは、本当にきれいに実際の順位と一致しました。唯一からし蓮根とオズワルドが同点になっていますが、本当にきれいに実際の順位通りの点数付けでした。これはこれでとても凄いことだと思います。

上沼恵美子さん

98 ミルクボーイ 1位
96 ぺこぱ 3位 
95 かまいたち 2位
94 見取り図 5位
94 からし蓮根 6位
94 オズワルド 7位
94 インディアンス 9位
92 和牛 4位
92 すゑひろがりず 8位
90 ニューヨーク 10位

和牛に厳しい点をつけたところが目立っていますが、上沼さんが和牛に厳しい得点を付けるのも理解できるし、期待しているからこその叱咤激励なんだと思っています。

大阪でどれくらい和牛を可愛がっているかを知っていれば、今日の上沼さんのコメントもよくわかるし、和牛に対し「横柄だ、この舞台は僕のものだという感じが出てる」という指摘は至極真っ当な指摘でした。

審査員の面子が去年と全く同じになったことがどう影響するかな、と思っていましたが、結果的には至極順当な結果となったし、去年ほど悪い意味で話題になるようなこともなかったのではないかと思います。(上沼さんの和牛へのコメントだけは少し物議を醸しだしましたが。でも分かる人は分かっていると思います。)

今年は吉本興業にもいろいろあったし、お笑い芸人にも闇営業問題やチュートリアル徳井の税金の問題など色々ありましたが、こうやって年の終わりに漫才の祭典で盛り上がることができて良かったです。

審査員の空気を作る努力もあって、去年よりも圧倒的に空気が良く、本当に良い大会になったのではないでしょうか。
今年も漫才師の皆様ありがとうございました!

 - M-1グランプリ